あはき師の「いくら稼げば独立できるか」を考える

ワラビー 個人事業

以前、勤務あはき師兼副業での施術業務をあわせたボクの収入を紹介しました。

ほんの一例として紹介してみましたが、今回はそれを踏まえて【独立する前に考えておくべき、「いくら稼ぎたいのか」】についてまとめてみます。

あはき師の業務は、物販と違い大量に商品を仕入れたりする必要がありません。その分リスクは少なく感じますが、「no work,no pay」つまり、働かなければお金は稼げません。

当然のように感じますが、例えば体調不良の場合や、家族サービスなどでまとまった休暇が欲しい時に、「自分が休めば売上が無い」のがこの業界です。

必要に応じて心配なく、気持ちよく休むためにも、予想される売上や仕事量を想定しておきましょう。

あはき師の売上を考えてみよう

月に100万円稼ぎたい場合を例に考える

まずは前提条件として、施術料のみ固定しておきましょう。

  • 施術料:1時間5000円。

計算しやすいので、とりあえず5000円を目安の施術料とします。

「月に100万円稼ぐ」つまり、簡単に言えば年収1000万を超える収入を目標とすると、1ヶ月で200人(回)の治療が必要になります。

  • 100万÷5000円(単価)=200人(月)

稼働日を20日(週休2日+祝日くらい)にして考えてみると、1日10人の治療が必要です。まずここで考えなければならない点がいくつかありますね。

フル稼働する体力はある?

1日10時間、フルで患者さんの治療をして、それが月の20日間ある。まず、そうした生活を経験したことがありますか?

ボクはありません(笑)

もちろん、自分で開業したら「休みたい」なんて言ってられないでしょうが、それでもカツカツに予約を詰め込まないと実現しません。治療効果が出なく、少し時間オーバーしてしまったら? 患者さんが少し遅刻してしまったら?

色々と考えると、自分の1日に治療できる人数を把握できます。

フル稼働に見合う集患はある?

月に200人、月に数回きてくれる患者さんもいるでしょうから、単純に200回の治療としましょう。

今、勤務している治療院で、月に200回治療をしていますか?

これを機会に、勤務している治療院の純粋な月間の患者数や、自分が担当する患者さんの数を数えてみましょう。当然ですが、ボクたちあはき師は、治療をしなければ儲けを生み出すことができません。

施術料を高く設定した場合を例に考える

では、1回の施術料を1万円に設定した場合、稼働はどのように変わるでしょうか。

  • 100万円÷1万円(単価)=100人(月)

稼働日を20日間とすると、1日5人の治療で達成します。これだと、かなり余裕があるように感じます。

1回1万円に見合う技術があるか

単価が高いのであれば、それに見合う施術を患者さんに提供する必要があります。自身の技術や考え方が、果たして1万円の価値があるのか、一度考えてみましょう。

ボクの目標はこの「高単価×少人数」による治療院の運営です。そのための技術や知識、空間作りをイメージしながら、日々の治療を行っています。

開業したら経費もかかるよ

どこかテナントを借りて開業する場合は、もちろんテナント賃料がかかります。

開業した時の【売上−経費】をイメージしてみる

実際に計算した方がイメージがしやすいと思うので、ここからはシミュレーションです。先ほどの月に100万円稼ぐイメージで、経費を考えていきましょう。

テナント賃料、更新料などを考慮すれば、月に15万円くらいでしょうか。そこに水道光熱費などをあわせていくと、そこそこの金額になります。さらに独立していると、個人の社会保障(健康保険や年金)も完全に自己負担です。

あくまで、100万円分売り上げる計算だからこそ、わずかなように感じます。しかし、これが月の売上50万円の場合、どうでしょうか。経費を引けば残るのは30万少しくらい。意外と、勤務している場合の給与と同じくらいになります。

何が言いたいかというと、あはき師の開業は意外とリスキーだということ

あはき師として、施術を売りにして稼いでいく以上、自分が休めばお金は一銭も入ってきません。そして、患者さんはあなたの治療に対してお金を払ってくれる存在です。

ボクも何度も「開業しよう」と思いましたが、あはき師が専業で開業するのは意外と割に合わなく、リスキーです。個人的には、勤務あはき師としてしっかりと給与を稼ぎつつ、自宅や出張での施術を副業としていくのがベストだと考えています。

どちらにせよ、「一攫千金」とはなかなかいきません。日々の施術をしっかりと行い、少しずつ幅を増やしていくのがベストでしょう。

 

ワラビーでした!

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