【あはき師】×【開業】

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鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師(以下、「あはき師」)の開業にまつわる手続きや考え方、関係する法律などをまとめていきます。

ボクは2017年にあはき治療を提供する個人事業主として開業しました。そして、ゆくゆくは法人化を考えています。

法人化については、「いつかのために」と勉強している内容や、参考になった考えを中心に、「あはき業界における法人化」についてまとめていきたいと考えています。

このコンテンツは法人化するまで加筆・訂正などの更新を続ける「ガイドライン」のような位置付けです。質問や実体験を詳しく知りたい人、または開業などに明るい人は間違い、アドバイスなど是非お問い合わせフォームからご連絡ください。

なお、補足するような記事について、まだ作成していないものは、

  • 補足記事仮タイトル【作成予定】

と表記しています。

まずは【個人事業主】として開業しよう

そもそも個人事業主とは?

簡単に言うと、お店などを自分で経営している人のことです。厳密にいうと個人事業主とは「個人」で「事業」を行っている人のこと。

freeeより引用)

個人事業主という言葉の定義はザックリと上記の通り。

「個人」も「事業」も、会計のための言葉

こうした会計上の「個人」とは、「法人」の対の言葉として扱われます。なので、「会社を通してではなく、個人的に執り行う事業」が、個人事業だと言えます。

また、「事業」とは、その業務に反復性・継続性・独立性があるものを指します。例えば、ネットオークションなどで一時的にお金を得ても、それは事業とは認められません。開業届を提出する際に、こうした反復性・継続性・独立性のある事業かどうかの確認は必ずあります。

あはき師の個人事業開業は認められやすい

あはき師には、開業権が認められています。これはあはき資格が国家資格であることなどから、その社会的立場が認められているからです。

ボクもおっかなびっくり開業届を提出したけど、意外なほどすんなり許可されました。

専業じゃなくてもOK。副業解禁はあはき業界でも同じ

2018年を「副業元年」とし、社会的に副業が認められるようになりました。こうした社会の流れは、当然あはき師の世界も同じです。

個人事業主として開業する場合、その事業の専業・副業(兼業)は問われません。

「専業勤務の休みの1日だけ、個人的に治療をする」場合など、業務にかける時間や日数も関係ありません。

専業で勤務している場所とは関係なく、個人的に治療を行うようであれば、立派な事業と認められます。もちろん、「本業に支障のない範囲での副業」であることが重要ですけどね。

現にボクも、週に6日は勤務あはき師として働いています。残りの1日と余った時間に知人を治療しているため、副業としての個人事業主にあたります。

「知人を施術してお金をもらった」は立派な事業所得

「事業」というと何だか大袈裟なイメージがありますよね。しかし、ボクたちが提供するあはき治療は立派な事業です。

「ちょっと知人を揉んで、お小遣いをもらっただけ…」ということがありませんか?

それをお小遣いではなく売上と考えるのが、個人事業主ということです。

ボクは祖父母含め、家族を治療してもらうお小遣い程度のお金も、売上にしています。

いざ、開業届を出そう

管轄の税務署に提出するよ

まず、「開業届」は自身が開業をする場所を管轄する税務署に提出します。

一応、事業を開始してから1ヶ月以内を目安に提出するのが望ましいようですが、これを破っても罰則はありません。

特にあはき師の場合、治療そのものが事業になります。月によって治療できる数はまちまちでしょうから、ある程度安定して治療を行うようになってから開業届を出すと良いでしょう。

あわせて青色申告承認申請書も提出しよう

個人事業主として開業する場合、その事業による収益を報告する「確定申告」が必要になります。

青色申告承認申請書とは、ザックリまとめると、「事業による売上や経費などをちゃんと記録し、報告(確定申告)しますよ」という書類です。

青色申告承認申請書を提出することで、確定申告の義務が発生し、手間は増えます。しかし、青色申告をすることで得られるメリットもたくさんあります。この辺りは、後述していきます。

施術形態にあわせて、随伴する届出も忘れずに!

あはき師の開業の場合、もう一手間の手続きが必要です。

先程までの開業届や青色申告承認申請書は管轄税務署に提出でした。

その他に、「施術所開設届」もしくは「出張施術業務開始届」を、管轄の保健所に提出する必要があります。

部屋の一部を治療に充てる場合

国家試験に備えて、施術所の条件を覚えましたよね。それらの条件に合わせて自宅を整え、管轄保健所に「施術所開設届」を提出しましょう。

届出と別日になることが多いですが、実際に保健所の職員さんが確認に来ます。

  • あはき師の「施術所開設届」の流れなど【作成予定】
出張で治療をする場合

出張での施術を行う場合には、「施術所開設届」は必要ありません。その代わりに、管轄保健所に「出張施術業務開始届出書」を提出し、受理された時点で業務を開始できます。

  • あはき師の出張業務開始届出書が不要な場合【作成予定】

あはき師の個人事業主開業。そのメリットとデメリット

ここからは、あはき師が個人事業主として開業するメリットとデメリットについてまとめていきます。

ボクが感じたデメリットは、確定申告の時の手間くらいです。まずはそのデメリットから紹介します。

デメリット:確定申告の手間

管轄税務署に「開業届」と「青色申告承認申請書」を提出すると、確定申告をする義務が発生します。

確定申告は、該当年度の売上や経費をまとめ、個人事業による収益を報告するものです。この収益報告に応じて、個人事業主が負担する税金が決まります。

  • 個人事業主が支払う税金のまとめ【作成予定】

メリット:青色申告は一番の「節税」

確定申告の手間がデメリットである反面、確定申告をすることで金銭的なメリットがあります。

65万円控除

「青色申告をすると65万円の控除がある」というのが、一番のメリットでしょう。

「65万円控除」とは、ザックリ言えば「収益額から65万円引いて、その金額に課税するよ」ということです。

例えば、

  • 100万円の収益に課税される場合(控除無し)
  • 100万円から65万円引いた35万円に課税される場合(控除有り)

上記2点の場合、控除を受けた方が税金も下がり、節税につながります。

  • 青色申告による65万円控除の詳細【作成予定】
生活按分による経費計上

個人事業主のもう一つのメリットとして、生活領域との共有部分を「按分(あんぶん)」できる点があります。

例えば、住宅の一部を施術部屋として使う場合、家賃の一部を個人事業の経費として計上できます。出張での施術を行うようであれば、移動にかかる費用(電車賃やガソリン代)だけでなく、自動車やバイクなどの購入費用の一部も経費に計上できます。

  • あはき師が生活按分できる物・事の一覧【作成予定】

開業の初めからテナントや乗用車を用意すると、大きな金額を準備しなければなりません。しかし、個人事業のこうした強みを活かせば、リスクや費用は最小限で済みます。また、その後の節税にもつながります。

  • 住宅の一部を施術にあてる際の按分例【作成予定】

いざ、確定申告

確定申告は、該当年の1月1日から12月31日までの収入や支出を申告することで、所得に応じた税額を確定するものです。

医療費の申告をした経験がある人は多いと思いますが、個人事業主になると、もう少し詳細な内容まで申告します。

  • 青色申告時に提出が必要な書類と保管する書類のまとめ【作成予定】

個人事業が安定してきたら、法人化を目指そう

法人化については、徐々にまとめていきます。

ボクが法人化を目指している理由は、下記の数点。勘違いなどがあれば訂正し、その勘違いの内容と正しい内容などもまとめます(笑)

  • 国民健康保険、国民年金じゃなく社会保険に加入したい。
  • 別居の家族に手伝ってもらい給料を支払いたい。
  • 社会的により貢献したい。

この辺りは願望として、法人化するために必要なことなどまとめていきます。

 

ワラビーでした!

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