あはき師が会計ソフトfreeeで個人事業主の開業届を作成する手順とアドバイス

開業イメージ 個人事業

ボクは2017年に鍼灸・あん摩マッサージ指圧師(以下、「あはき師」)の個人事業主として開業届を提出しました。

ここでは、下記の項目についてまとめてみます。

  • その時に実際に利用した「会計ソフトfreee」を使った開業届の作り方
  • あはき師ならではの開業届のポイント

専業・副業問わず、日常の業務と並行して開業などの手続きをするのは煩わしいですよね。

会計ソフトはいくつもありますが、開業届の作成を無料で行えるのは会計ソフトfreeeだけです。また、freeeであればスマートフォンでも開業届の作成が可能です。

会計ソフトfreeeを使って、開業届を作成してみよう

開業届の原本は管轄の税務署でもらうことができますが、記入の漏れや不備があった場合に手間がかかります。会計ソフトfreeeを使って開業届を作れば、フォーマット通りの開業届を作成し、出力することができます。

開業届作成は無料のサービス

まず、会計ソフトfreeeを使っての開業届作成は無料です。メールアドレスや、開業に必要な個人情報の入力のみで行うことができます。

最低限の入力作業・選択で簡単に開業届が仕上がる

会計ソフトfreeeを使えば、開業届を作成する際に必要な細かい知識は不要です。

  • 開業者の基本情報
  • 仕事の概要
  • 事業開始予定日
  • 働く場所
  • 給与支払いの予定
  • 屋号

会計ソフトfreeeの手順に従って、上記のような必要項目を入力していけば、開業届の様式に反映されるような仕様になっています。

青色申告の場合は、青色申告承認申請書も同時作成

開業届作成時に予定収入を入力すると、確定申告をする際に青色申告をする場合と白色申告をする場合の納税額を概算してくれます。

自分の働き方や収入にあわせて、青色申告を選択する場合は、「青色申告承認申請書」も同時に出力することができます。

あとは印刷して、管轄の税務署に提出するだけです。

freeeの画面でおさらいする実際の開業届作成の手順

ここからは実際にfreeを使った開業届作成の手順を紹介します。

まずはfreeeにアクセス

会計ソフトfreeeのホームページへアクセスしましょう。

freee開業届

freeeトップページの中ほど

【開業届作成サービス】を選択します。

開業届作成のトップページへ移ります

【今すぐ開業準備を始める】を選択します。

メールアドレスとパスワードを設定します。携帯やスマートフォンのアドレスでも、gmailなどのパソコンのアドレスでも大丈夫です。

入力フォームに進みます。

仕事の種類・概要の項目

freeeの中では、あはきの施術業務は「美容・理容」に含まれます。

  • 【仕事の種類】項目にて、「美容・理容」
  • 【仕事の概要】項目にて、あんま・マッサージ・整体・指圧・はり・きゅう

下の記入ボックスに自動で反映されます。

開業日・予定収入

業務を始めた日付・始める予定の日付を選択します。

また、予定収入も記入します。これは、後に確定申告の方法を決めるためです。

この時点ですでに青色申告か白色申告かが決まっていれば、年間65万円を超える予定収入を入れておきましょう。

開業場所・従業員の有無

自宅を治療院とする場合や、出張による施術業務の場合は、仕事場は「自宅」のまま。

あはき師が開業する際に保健所に提出する書類まとめ
「開業」と言っても、税務上の決まりとしてある「開業」と、業務上の「開業」の2種類に関する手続きが必要なのは、あはき業界ならではです。今回は保健所に提出する「開業」にまつわる書類についてまとめます。

1人で運営していくのであれば、従業員もなしです。

屋号の決定(任意)

屋号の入力例

屋号の制定は任意です。ボクは屋号を決めて届出を出しました。

患者さんがあはき治療を受けた場合、医療費控除に加算することができます。施術ごとに領収書をお渡しするため、正式な屋号も設けました。

開業申請者の情報

開業者の情報を入力します。

所得の種類の選択

あはき師の施術を収入とする場合、「事業所得」になります。

確定申告時の青色申告・白色申告の選択

確定申告時に、青色申告をするか、白色申告をするかを選択します。

予定収入から、どちらの確定申告の方法が節税効果が高いかを提示してくれます。

管轄税務署の選択

開業届提出先も表示されます。丁寧に、地図まで提示されます。

持参提出か郵送提出かを選択

出来上がる開業届を、管轄税務署に持参するか、郵送で提出するかを選択します。

時間があったり、内容に不安があれば、管轄税務署に持参するのがオススメです。

ボクは郵送で提出しました。「問題あれば電話が来るだろう」と思っていましたが、特に問題なかったようです。

会計ソフトfreeeによる開業届作成後のアドバイス

会計ソフトfreeeにて出力した開業届を、そのまま提出せずに、いくつか確認事項をみてみましょう。

出力される書類に加筆OK

開業届の大枠は会計ソフトfreeeで作成した通りですが、ボクは数点手書きで加筆しました。

特に【事業の概要】は細かく記入しておこう

あはき師の業務というと、実際の施術が中心になると思います。しかし、勉強会の開催や、治療に関するサイトの作成など、施術以外にも「業務」として行うことは多くあります。

  • あはき治療に関わる業務一切。
  • 治療院運営に関わる業務一切。

など、施術以外にも業務があることを明らかにしておきましょう。

否認される場合もあるよ

あはき師には「開業権」があるため、開業届は受理されやすい印象です。

業務がわかりやすく、収益の経路も明確であればあるほど、開業届は受理されやすくなります。

反対に、どんな業務なのか、その業務が持続して収益を上げられるかが不明確な場合は、開業届が受理されないこともあります。

おわりに

開業届の提出や、実際の開院は、あくまでスタートです。手続きなどに手間をとられて消耗してしまうようでは、もったいないですよね。

今は会計ソフトなどの発展で、様々な公的手続きが容易になりました。あくまで本務である「施術」や「治療」に集中できるよう、スムーズに開業できることを願います。

 

ワラビーでした!

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